矢留 遥さん
PROFILE
矢留 遥さん (7期生 桜ヶ丘中央病院 障害者病棟)
桜ヶ丘中央病院での配属先・特徴・取り組んでいることについて教えていただけますか?
幅広く看護を学ぶことができる病棟です。
私の配属先は、急性期を脱しながらも状態は安定していない方、肢体不自由や難病を抱える方、終末期の方などさまざまな疾患の患者様が入院されているため、幅広く看護を学ぶことができる病棟です。
長期入院により病院が生活の場となる患者様が多いために、日々の看護やリハビリが患者様のADLの維持に繋がっていくことや、終末期の方は病状進行に伴い苦痛を感じることが多いため、苦痛の緩和、安楽に過ごしていただくにはどうすべきかを考え関わっていくことが必要になっていきます。
状態悪化に伴いお亡くなりになる方は少なくありませんが、日々のリハビリや治療効果により軽快退院される方や日常に笑顔が増える方などもいるため、嬉しいことも悲しいことも学ぶことが出来る病棟です。
横浜中央看護専門学校を選んだ背景や理由はどんなことだったのでしょうか?
(看護師を目指した経緯・立地・学習内容など)
お世話になった看護師さんがかっこよく見えたことがきっかけ。
看護師を目指した理由は、人の役に立てる仕事をしたくて探していた頃、ちょうど病院にお世話になることがあり、その時の看護師さんがかっこよく見えたことがきっかけ。
大学に行ける成績ではなく専門を目指していたため色んな学校を巡っていたときに一番印象が良かったこと、心理に興味があったため発達心理の科目があったため選びました。
入学される前に、説明会やオープンキャンパスなど活用されましたか?
ミニオープンキャンパスに1回、実習病院奨学金説明会に1回参加しました。その他はパンフレット等をよく見てました。
入学してどんな感想をもちましたか?
コロナ禍であったため、感染対策に厳しかった印象が強くて、医療界に入る厳しさを感じました。
カリュキュラム・実習はいかがでしたか?
学内実習日に先生たちと会えるのが嬉しかったです。
勉強が楽しくなかった時期はテストや授業ばかりの毎日で再試ばっかり取ってしまい、追いつくのに大変でした。実習は1度始まるとなかなかお休みの期間がなくて大変でしたが、学内実習日に先生たちと会えるのが嬉しかったです。ただ、行きたかった領域がコロナ禍のため行けなかったのが悔やまれます。
学校生活(キャンパスライフ)はいかがでしたが?環境や設備、立地等お聞かせください。
環境は校舎が綺麗すぎてとても良かったです。
駅からも間近で傘要らずなのが嬉しかった。先生方もすぐに話を聞いてくれたり、距離が近い印象でした。居残り勉強してたら先生がラウンドしていて、そのまま相談を聞いてもらったりしました。
同期もいい人たちばかりで、日々助けられていました。みんな優しいから話しかけやすくて、自分が積極的になれた理由の1つでもあります。
上記のことは、現在のお仕事にどのように影響していますか
積極的になれたおかげで学ぶ姿勢に変化がありました。
同じ目的を持つ仲間との3年間はどんなものだったのでしょう?
気が合う友達もたくさんできて、充実した3年間でした。
楽しいことよりも大変だったこと、厳しかったことが多い中で、話しながら一緒に勉強したり相談し合ったり、気が合う友達もたくさんできて、充実した3年間でした。
現在の仕事において、どのように成長していきたいと考えていますか?
初心を忘れず勉強を続けて、知識のある、気づけて考えられる看護師になりたいです。
またその反面仕事に余裕を持って、患者様との関わりを大切にして、日々の生活を少しでも楽しめる時間を作りたいと思っています。
そのためには何が必要ですか?必要なことは学校生活において準備できることですか?
何にでも疑問を持つことが大切だと思います。
気になったことは勉強したり講師や先生に相談するのが良いと思います。ですが、看護師を頑張るためには学生生活を楽しむのが1番だと思います。
振り返って、この横浜中央看護専門学校はどんなところでしょう?
初心を思い出せる場所です。
答えとして違うかもしれませんが、私にとっていつでも学生の気持ちになれて、初心を思い出せる場所です。
これから入学を考えている皆さんにメッセージはありますか?
看護学生は大変ですが、とても充実した3年間になりますし、人としてとても成長できます。先生も優しいからきっと頑張れます!
あなたにとって看護師とは?
いつも患者様のそばにいるため、変化にいち早く気づくことができる存在。
患者様の生活を支えるため、多職種との繋がりの中心人物になることが多い職種です。